6時起床。
時差のせいか地震のせいか早く起きた。
今日はタージマハルに行く。昨日買ったクルタパジャマをきてオムツをはいて、身支度を調える。
出発。
おはよう。
犬に襲われてる人。狂犬病大丈夫かな?
オートリキシャに乗り込みニザムディン駅へ行く。150ルピー。40分くらいかかった。
到着。どこの駅そうだけどここは特にかなり雑多な雰囲気、
なんかしらん戦車。
4番ホームへ。
列車の名前はガティマンエキスプレス
電車に乗り込む。
あらかじめ予約していった。
一等車だから割と広め。
隣の席のインド人のおじさんが話しかけてきた。名前はブーメッシュ。覚えにくい名前だから聞いて3秒後に忘れた。いろいろ話していくと話は安倍晋三のことになった。
インドでは安倍晋三は人気らしい。
日本に行きたいが安倍晋三が暗殺された日本は平和なのかと聞かれて多分平和だよという、平和ボケしたコメントを返してしまった。安倍が暗殺されたことについてどう思うか。と聞かれたが悲しいと答えることしか出来ず、自分の英語力のなさを嘆くしかなかった。
もし英語力があったならば、統一教会などの一連の流れを説明した上で、仕方がなかったという説明をしていたかもしれないけど、もしそれを言ってしまったら、テロ容認派だと勘違いされて、ヤバい国民だという印象を与えてしまいかねないので、まあよしとしよう。
その後日本に行きたいが日本のおすすめの観光地はどこかな?と聞かれてとりあえず浅草の浅草寺と京都の清水寺、そして広島の厳島神社をオススメしておいた。
彼にもインドのオススメスポットはあるかと尋ねたら、ダライラマtempleがオススメだと言っていたので今回は無理だけど、いつか行ってみたい。
朝食に昨日の夜に高級地区のthe BIC chillで購入したレモンカードクフィンと綾鷹。
レモンカードクフィンはレモンクリームが中に入ったマフィンの形をしたデニッシュみたいな食べ物だが、レモンの風味が強めのクリームとデニッシュ生地が絶妙にマッチしていてかなり美味しかった。
電車でも朝食を予約することができるが、それは他の人のブログで見た感じ、あまり美味しそうではなかった。
↓機内食の画像
そうこうしてるうちにアグラに到着。
別れ際にタージマハルのガイドとして話しかけて来るやつに注意してね、、!とブーメッシュが注意喚起してくれたので。気をつけるよ。と言って最後に握手をして別れた。ブーメッシュの家族とも写真を撮った。
アグラに着くとWi-Fiが通じなくなっていた。Wi-Fiが切れると急に世界から切り離されたような気持ちになった。心細い。
とりあえずオートリキシャに乗ってタージマハルに行くことにした。100ルピー。
オートリキシャのドライバーが、タージマハル行きの100ルピーに追加で500ルピーを支払ってくれたら、アグラバー、昼食場、最後の駅まで連れて行ってあげるよ。拘束時間も込みだよって言われて迷ったけどお願いすることにした。
ドライバーの名前はカーン。
カーンもタージマハルは怪しいガイドが多いよと言っていたので、ブーメッシュと同じことを言ってくるなあと思った。
タージマハル近くに到着して、道にカーンを残してタージマハルへ向かう。カーンは待っててくれると言ってたので信じて、貴重品以外の荷物も預けておいた。水とかお菓子とか服とかがタージマハルは持ち込み禁止なので捨てようと思ってたけど、捨てずに済んで助かった。
カーンは料金は最後に後払いでいいよと言ったのでそれも信用ポイントに繋がった。
相場よりは高いかもしれないが、まあいいだろう。
タージマハルはかなり混雑しててチケットが買いづらいとの情報があったが、外国人ようの入口はそんなに混雑せずに買うことができた。
タージマハルは水以外の飲食物が持ち込み禁止なので、入場時かなり厳しくチェックされていた。そんで入場。
この門をくぐるとタージマハル。
タージマハルに入ると、割とデカくて感動したが、言葉を失うとかそういうことは別にになかった。
インドに行って何するの?の質問に対する回答としてタージマハルを見に行くと言ってたけど、実際は特に目的意識もなくインドへ行ったので、タージマハルを見られなかったら、何のためにインドへ行ったかよくわからなくなってしまうので、見られて感動というよりかはまあとりあえず見ることが出来て良かったなという安堵の気持ちが大きかった。
タージマハルは大理石でできた超巨大なお墓で、めちゃくちゃデカかったので、フォトスポットも多くたくさん写真を撮ったんだけど、その度にインド人に写真を一緒に撮って欲しいと言われて、リクエストにお答えしてた。多分タージマハルだけで30人くらい撮った気がする。女学生からおじいさんまで色々。
なんだかんだで、タージマハルに2時間以上滞在した。
またくることがあるかはわからないがまた来れたらいいな。
来た道を戻るとカーンが待っていた。
そして仲間が一人増えていた。次はランチタイム。どこに行きたい?と聞かれてあらかじめGoogleで調べていたレストランを指定するとカーンは「ナイス!僕もそこを紹介しようと思ってた」みたいなことを言うので、こりゃ好都合と思い早速そちらのレストランへ行った。
そこのレストランには3人組の日本人がいた。インドはどこにもまったくと言っていいほど日本人がいないので会話はしてないがなんか安心した。そこで頼んだチキンカレーは全く辛くなくておいしかった。
けっこうお腹かいっぱいになってしまった。
次にアグラ城に連れて行ってくれるということなので、そこへ向かう。
正直ちょっと疲れていたので、アグラ城なんてどうでも良かったが、結局帰りの電車は17時なのでそれまで時間を潰さないといけないのでしかたなくアグラ城へ向かった。
入ってみると、中には素晴らしい庭園があり遠くにタージマハルを眺めることができて、来て良かったナァと思った。
そこでも女学生やらおじさんやら色々なインド人が話しかけてきて、また写真撮影のリクエストにお応えする私なのであった。アイドルの気持ちが少しわかった気がする
アイドル気分で写真撮影にお応えした。
その後タージマハル周辺にもアグラ城周辺にも、ろくなお土産屋さんがなく。おすすめのお土産やさんはないかとカーンに尋ねたところ、カーンが連れて行ってくれたお土産屋さんに入店する。
そこは怪しい大理石屋さんであった。
怪しい日本語を話す男性。JCB OKと書いてある。政府認定だと色々英語で言ってくる。そしてその男は突然日本語で話し出した。ますます怪しい。
コイツとカーンはグルだったのか。怪しい土産物屋の男は次々と高額の大理石製品を実演を交えながら言葉巧みに売りつけてこようとしくる。
しかし別に欲しいと思うものが無かったので、なにも買わずに何事もなかったかのようにカーンのオートリキシャに乗り込みそのまま駅に行ってもらって、カーンと別れた。
駅に着いたのが列車が出発する1時間前だったので、少し駅の外で座って時間を潰していると、物乞いの少女がしばらく金くれとこっちを見つめてきて切ない気持ちになった。
別の場所に移動するとまたインド人のお兄ちゃんたちが、写真を一緒に撮ってくれとせがんでくる。もう慣れたものだ、、笑顔で写真に対応していく。最後に握手もつけてあげる。
日本人はインドでは人気者になれるのかもしれない。自己肯定感が上がる。
そうこうしているうちに時間になったので駅構内へ行き電車を待つ。そうすると、構内で猿がゴミ箱を漁ってゴミを器用にたべていて、感動した。
異国感ある。
電車が着き電車に乗り込むとさっきカレー屋さんにいた日本人がいたので挨拶した。
帰りは二等車にした。料金は一等車の半額だったけど、特に乗り心地に違いは感じられなかった。
そんでニューデリーまで戻る。
1時間遅れで電車は到着した。
体力を消耗していたし、カレー食べ飽きたので、元々行く予定にしていたカリムズホテルと言う有名なカレー屋さんはパスしてホテルに帰ってバタンキュー。
続く。